『スーパーダンガンロンパ2』感想
『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』をクリアしたので、その感想です。
ネタバレにならない程度にね。
ちなみに前作の感想はこちら。
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・ストーリーはいい意味で予想を裏切ってくれる。でも、期待は裏切らないというすばらしい出来。
アドベンチャーゲームのお手本と言ってもいい(公式には「ハイスピード推理アクション」ですが)。
・主役級のキャラがあっさり死んだりする。
まさかこのキャラが消えたりしないだろうと思っていると、ポックリ死んだり犯人だったりと全く読めません。
コナンなどの探偵物では、基本的に死ぬのはゲストキャラなので悲しみは薄いですが、このゲームでは死ななさそうなキャラも死んだりします。コナンで言えば蘭姉ちゃんが死ぬようなものです。
感情移入してたキャラが死ぬととてもショックですが、「このキャラもいつか死ぬかもしれない」というドキドキも、他のADVにはない『ダンガンロンパ』の強烈な魅力だと思っています。
・アニメやゲームを元ネタとしたネタが散りばめられていて、知ってる人はより楽しめる。
私も気付いてないネタがたくさんあるんだろうなー。
もちろんそういうのに詳しくなくても楽しめます。
・声優さんの演技がすばらしい。
前作もそうですが、プロの声優さんのすごさがわかりますね。
特にフルボイスの学級裁判は惹き込まれます。
最近の映画は若手の俳優を声優に使って、棒読みでガッカリすることが多いですが(夏戦争とかね)、この作品はそんな心配はありません。
・下ネタも多いので苦手な人は注意。
私は楽しめますが、あくまでもCERO Cの15歳以上推奨のゲームだということをお忘れなく。
・小松崎類さんの絵が魅力的。
・学級裁判の得点表示が最後にまとめて表示されるので、テンポがよくなった。
前作は1ゲーム終わるごとに得点を表示していたので、ちょっと流れが途切れる感がありましたが改善されています。
・FPSのような3D視点での移動が少なくなり、迷いにくくなった。
3D視点が苦手な私には嬉しい変更点でした。
・ノンストップ議論は相変わらずおもしろい。
新しく追加された反論ショーダウンも面白いが、こっちの方が難易度は高く感じた。
・パニックトークアクション(PTA)が浮いている気がする。
ロジカルダイブや閃きアナグラムは答えを導き出すという目的があるが、PTAは目的のよくわからないミニゲームになっている。
前作のMTBと似たようなものです。
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いやー、これぞエンターテイメントですよ。
文句なしにオススメできるゲームです。
今からプレイされる方は、極力ネタバレを避けて行動しましょう。
2ch・wiki・攻略サイトなんて見たら、面白さ半減ですよ。
あと、前作をプレイしてるとより楽しめるので、前作未プレイの方は1からやるのをオススメします。
1も名作ですよ。
とりあえず絶望学園の話はこれで完結っぽいので、『ダンガンロンパ3』が出ることになっても全く新しい設定になるでしょうね。
でも、モノクマといういいキャラクターをなくすのももったいないので、モノクマが出てくる全く違う世界って感じでしょうか。
もし続編の予定があれば、前作・今作のようなクオリティの高い物になるよう期待しています。
あー面白かった( ^ω^)
オマケモードも充実してるので、そっちもこれから遊びたいと思います。
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