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2015年7月23日 (木)

富士山への道 リポート その4

7:30
頂上で休憩後、下山開始。

ここから1,400m以上を下らなければいけない。
しばらくの間トイレや売店もないので、山頂で準備しておく。

つま先がシューズに当たらないように靴ひもをきつめに結んでおく。

下りは赤い石の砂礫がずっと続く。
酸化鉄を含んでいるので赤いらしい。

滑りやすいので尻餅をつく人も多い。
ストックをレンタルしてよかった。

P1030237_2

8:30
下りルートの八合目到着。

山頂からここまでは雲の中で標高も高いので寒かったが、雲を抜けると晴天で暑い。
頂上とは大違いだ。

持ってきたトリトドン&おおきづちと記念写真。
P1030238

P1030239

レインコートやフリースを脱いで、長袖シャツ1枚になる。
日差しも強いので日焼け止めを塗る。

足の親指がシューズに当たって少し痛い。
トレッキングシューズはジャストサイズではなく1cm大きいものにしろ、という教訓が身にしみる。

親指の爪が剥がれるのは嫌なので、ペースを落として小股で少しずつ進むことにする。
一緒に来た仲間もそれぞれのペースで歩いているので、一人で下山している状態。

つづら折りの坂がずっと続く。

ひたすら続く。

標高が低くなり気温も高くなったせいか、アブなどの虫も飛んでいる。

インド人5人位のツアー客と同じペースになる。
休憩したりして、多少の差がつくことがあってもいつの間にかまた一緒に歩いている。
向こうも「この日本人とずっと一緒だな」と思っているだろう。

疲れたら座って休憩するわけだが、地面が溶岩の石だらけでゴツゴツして座りにくい。
暑くてスパッツやレインコートを脱ぐときに靴下で地面に立ったが、とても痛い。
休憩用に厚めの小さいクッション的な物があるとよかった。

そして、まだまだつづら折りの坂は終わらない。

何回折り返したかもうわからない。

景色も変わらず、いつまで続くのかわからないのが精神的に疲れる。
下りはこの八合目~七合目が一番辛かった。

10:25
七合目到着。

地獄のつづら折りを終えて七合目に着くと、ここからは景色も移り変わっていく。
標高もだいぶ下がっているので、息も上がりにくい。

途中に馬が3匹つながれていた。
五合目まで馬に乗って行くこともできるそうだ。

11

しかし、価格は12,000円。
最終手段ですな。

意外と長くなったので、その5へ続く。

富士山への道 リポート その5

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