ヒガンバナ
田んぼ道に先週からヒガンバナがたくさん咲いています。
先週だともっと鮮やかな赤だったんですが、今週はもう枯れかけて色が薄くなっていますね。
毒々しいほどの赤、みんな同時に花が咲く、球根が猛毒、と特徴が色々あり怖い雰囲気も兼ね備えていて興味深い植物です。
彼岸花という名称より曼珠沙華という言い方のほうが語感がよくて私は好きです。
ヒガンバナ好きの人には悪いですが、地獄に生えてそうな花だなーと昔から思ってます。
種子ができず、全部同じ球根から増えていったものなので遺伝子も同じで、ほぼ同時に花を咲かせるんですよね。
そのせいか道を挟んだ反対側には全く生えていないのです。
こういったところも面白いですね。
遺伝子が全個体同じってことは、突然の環境変化や病気が蔓延したら一気に絶滅する可能性もあるってことですよね。
なんか不思議な植物です。