「タコピーの原罪」最終回感想
※今回は「タコピーの原罪」のネタバレを含む内容なので、未読の方は読まないでください。
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さあ、「タコピーの原罪」の最終回が公開されましたね。
結果としては、タコピーの存在と引き換えに元の世界より少しマシな世界になった感じでしょうか。
もちろん、しずかちゃんまりなちゃんの家庭環境は変わってないし問題も解決してないけど、しずかちゃんとまりなちゃんがタコピーのおぼろげな記憶(リーディングシュタイナー)によって話し合うきっかけが出来、仲良くなれました。
一緒に高校から帰って軽口を叩きながらショッピングしたりする仲になってるのは軽いハッピーエンドとも取れます(まりなちゃんの顔に傷はありますが)。
人と人は話し合うことが大事であり、そして心を開いて話ができる人が存在するというのが、人生において大切なんですね(読書感想文)。
悩み事があったら抱え込まずに誰かに相談しましょう。
東くんも名前を呼んでくれる友達ができてよかったね。
しずかちゃんと関わらないことが東くんにとってのハッピーエンドへの分岐点だったとは。
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この数ヶ月、マンガ業界ではタコピーの話題で持ち切りでした。
やはり1話のインパクトがすごかったし、その後も救いのない話が続いて話題性抜群でしたからね。
作者さんの他の読み切りも読んでみましたが、人の闇を描いてるのが多いですね。
そういうのが得意なだけなのか、それとも原体験なのか。
タコピーもこの作者さんしか描けないマンガだったと思います。
タイザン5先生のこれからの活躍にも期待してます。
(これだけ話題になると次回作のハードル上がっちゃうのが漫画家さんの大変なところです)
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