『ジョジョリオン』読破&感想
こないだネカフェに泊まったときに、ついに『ジョジョリオン』を全部読みました!
15巻くらいまで読んだことはあったんですが、それ以来読む機会がなかったんですよね。
しかし、去年完結したというニュースを聞いてどういう結末か気になっていたので、ちょうどいいタイミングのネカフェ宿泊でした。
完走した感想ですが、ちょっとラスボス戦が物足りないという感じはありますね。
運がいいだけのボスとも言えますし、あまりカリスマ性がないボスなので歴代のボスの中でも人気は最下位だと思います。
DIO・吉良吉影・大統領のようなどうしようもない強さのボスを攻略するカタルシスが少なく感じました。
主人公の能力も結構地味なのもちょっと寂しいかな。
終盤は康穂ちゃんのほうが出番多いんじゃないかと思いました。
ペイズリー・パークの能力が途中から電子機器に乗り移る能力のようになってますが、本来は「正しい行き先へ導く」能力というのが最後に活かされるのはよかったです。
解説ブログを読んで初めて気が付いたんですがね( ^ω^)
ラスボス・主人公に関しては少し残念な印象ですが、岩人間という設定は私はこの作品ですごく好きです。
独自の生態を持つ新しい生き物というのがとても惹かれましたね。
新しい岩人間が出てくる度に面白かったです。
岩人間と過去の石仮面やスタンドを発動させる弓矢との関連も示唆されていたのも、謎が少しずつ解明されてきて面白かったです。
そして、読み終わってから8部を解説してるブログを読んで、7部『スティール・ボール・ラン』との関連性はすごいと思いました。
SBRとジョジョリオンを読み終わった人は検索してみてください。
そして、歴代のジョジョ作品の中でも最長となる10年以上の連載だったんですね。
荒木飛呂彦先生、長期連載お疲れ様でした。
次回作『JOJOLANDS(仮)』も楽しみにしています。
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